雨の銭湯
子供たちと家からかなり離れたところの銭湯に行く夢。実際にはそんな銭湯はないけど。
脱衣場に窓があって、窓の外はすでに暗くて雨が降っていた。
道路も行き交う車も雨に濡れていた。
そんな雨の中、母がタオルを届けに来てくれた。紺のカーディガン姿で
タオルを手渡しながら私に言うのだ。
「あんたらのことが気になって昼も夜も寝られへんねん」
私はそのことをものすごく心配していた。
睡眠しっかりとってもらわんと体壊してはえらいことやって心配していた。
それにしても、母が現れた時の夢の中の
脱衣場を包む湯気とあいまった、あの、なんともいえないふんわりと柔らかくて温かい空気が忘れられない。
「見過ごしていた愛」
藤山直美さんと、「田辺聖子大全集」(すっごいぶあつくて大きい本だった)を
開きながら、語り合う夢。
まあ、ただそれだけ。
あと、まだ、いろいろ見たけど、忘れてしまった。
目覚めたら、高校時代の軽音楽部で、うちらのバンドが初めて演奏した曲のフレーズを思い出した。
「見過ごしていた愛」というタイトルの曲。
なんで思い出したのかは、よくわからない。