傷だらけ
昼寝をしたら、正夢を見た。
冴えない夢だ。
返せ返せ。3000円返せ~
と布団の中で叫んでいる夢。
嫌な感じで下に下りていったら、
案の定、正夢になっていた。
かえせーーーーかえせーー。
あたいの一葉をかえせーーー。
って興奮しながら叫んでいた。
なさけなさすぎ。
もういやだ。
心ずきずき。
一葉。
ああ我が愛しの一葉。
カムバック!!
カムバック!!
「永遠の 」
広々とした 、
草原の片隅にある 、
ベンチに腰を下ろして 、
待っていた 。
ふはふはとした
桃色の
あられのようなお菓子を
口に運びながら 、
待っていた 。
いくら待っても 、
現れてくれることなど
ないことは 、
わかっていた 。
だけどもう 、
悲しくもさみしくもなかった 。
むしろ清々しい気持ちで 、
待っていた 。
桃色のふはふはを
何度も口に運びながら 、
待っていた 。
いくら待っても
現れてくれることなど
永遠にないだろうことは 、
わかっていた 。
だけどもう、悲しくも
さみしくもなかった 。
むしろ楽しい気持ちで 、
待っていた 。
風が 、
微かに通りすぎていった 。
空は、青く 、
どこまでも続いていた。
そんな夢を見たので記す 。